2018年に発売された、高画質でマクロ撮影にも強いデジカメを紹介します。
2018年に発売された高画質な接写デジカメは、デザインが良くてカッコいいものが多いです。
カッコいいデジカメ使ってると、撮影している自分がカッコいい(と感じる)っていうねw
きっと、いま使っているデジカメを買い替えたくなると思いますよ。
特にライカ製のデジカメのカッコよさは異常ですからね…。
とはいえライカは結構なお値段しますので、価格と画質のバランスを考えながら、自分に合った高画質で接写にも強いデジカメを選んでみてください。
もくじ
おすすめNo.1「PowerShot SX740 HS」
PowerShot SX740 HSのスペック
商品名 | PowerShot SX740 HS |
最短撮影距離 | 1cm |
画素数(有効画素数) | 2030万画素 |
センサーサイズ | 1/2.3型CMOS(裏面照射型) |
光学ズーム | 40倍 |
撮影可能枚数 | 265枚 |
重さ | 299g |
発売日 | 2018/8/30 |
PowerShot SX740 HSのレビュー
CanonのPowerShot SX740 HSは、有効画素数2030万画素で超高画質です。
iPhoneXSの背面カメラの画素数が1200万画素ですから、PowerShot SX740 HSはiPhoneXSの約1.7倍の高画質で撮影できるわけですね。
いまやiPhoneですら十分高画質な写真が撮影できるのに、その1.7倍の画質で撮影できるんですから、画質においては申し分ないスペックと言えます。
しかも、PowerShot SX740 HSは高画質に加えて…
接写1cm可能!
さらに光学40倍ズーム可能!
なのが良いところ。
高画質で遠近両用の撮影に強いという、オールマイティーなデジカメです。
重量299gと片手で持てるほどのコンパクトさを保ちながら、ここまで必要十分以上の性能を有しているデジカメはそうありません。
おすすめの高画質な接写デジカメです。
おすすめNo.2「LUMIX DC-TX2」
LUMIX DC-TX2のスペック
商品名 | LUMIX DC-TX2 |
最短撮影距離 | 3cm |
画素数(有効画素数) | 2010万画素 |
センサーサイズ | 1型MOS |
光学ズーム | 15倍 |
撮影可能枚数 | 370枚 |
重さ | 340g |
発売日 | 2018/3/15 |
LUMIX DC-TX2のレビュー
PanasonicのLUMIX DC-TX2の画質は、上記のPowerShot SX740 HSより少し低い2010万画素です。
画素数の数字だけで比較するとPowerShot SX740 HSの方がいいのかな?と思ってしまいがちですが、センサーサイズをよく見てください。
PowerShot SX740 HSのセンサーサイズが「1/2.3型」なのに対して、LUMIX DC-TX2のセンサーサイズは「1型」になっています。
LUMIX DC-TX2の方が大きなセンサーを使っているので、画素数は少なくてもよりキレイな写真を撮影することができます。
このセンサーサイズと画質の関係はややこしいんですが、簡単に言うとキャンバスと絵の関係みたいなもんですかね。
同じ風景を1m×1mのキャンバスに描くのと、10cm×10cmのキャンバスに描くのとでは、当然1m×1mのキャンバスに描く方がキレイに細かく描けますよね?
センサーサイズと写真の関係も似たような感じです。
大きなセンサーを搭載している方がキレイな写真が撮影できます。
ですので、基本的には画素数で写真のキレイさを比較すればいいんですが、単純に画素数だけでは判断できない部分もあるんですね。(ま、極論すると写真撮れればいいので深く考えなくてもOKですよ)
ということで、LUMIX DC-TX2の画素数はPowerShot SX740 HSより-30万画素低い2010万画素ではあるものの、センサーサイズを含めて考えると、LUMIX DC-TX2の方がキレイな写真が撮影できると考えられます。
また、LUMIX DC-TX2は、撮影可能枚数370枚なのでPowerShot SX740 HSより100枚以上多く撮影することが可能。
高画質撮影はデータ容量食いますが、370枚も撮影できればまず困ることはないでしょう。
個人的に接写は3cmまで寄れれば十分*1だと考えていますので、LUMIX DC-TX2の接写3cmのスペックは問題なしです。
できるだけキレイな接写写真を撮影したい方には、PowerShot SX740 HSよりもLUMIX DC-TX2がおすすめです。
詳細:LUMIX DC-TX2
*1:接写3cmであれば十分ですが、接写5cm〜以上になると力不足だと感じます。
接写3cmと接写5cmの写真を比較すると、素人が見ても接写5cmの写真は寄りきれてないと感じるはずです。
おすすめNo.3「LEICA C-LUX」
LEICA C-LUXのスペック
商品名 | LEICA C-LUX |
最短撮影距離 | 3cm |
画素数(有効画素数) | 2010万画素 |
センサーサイズ | 1型MOS |
光学ズーム | 15倍 |
撮影可能枚数 | 370枚 |
重さ | 340g |
発売日 | 2018/7/28 |
LEICA C-LUXのレビュー
LEICA C-LUXのスペックは、上記のLUMIX DC-TX2とほぼ同じです。
接写3cmで2010万画素。センサーサイズは1型です。
ただ、パッと見て分かると思いますが、めちゃくちゃカッコいい!
LUMIX DC-TX2も相当カッコいい部類のデジカメではありますが、LEICA C-LUXは群を抜いています。
さすが高級カメラメーカーのライカ製デジカメです。
ルックス重視で選ぶならLEICA C-LUXで決まりですね。
ただ、結構なお値段します…
いわばライカは、カメラメーカーのシャネルとか、ヴィトンとか、そういうブランドなわけですから、当たり前といえば当たり前なんですけどね。
高くても、性能が良くてルックスもいい高画質な接写デジカメがほしい方にはおすすめです。(お金があったら私も買いたいw)
詳細:LEICA C-LUX
まとめ:1番おすすめの高画質な接写デジカメは?
商品名 | Canon PowerShot SX740 HS | LUMIX DC-TX2 | LEICA C-LUX |
最短撮影距離 | 1cm | 3cm | 3cm |
画素数(有効画素数) | 2030万画素 | 2010万画素 | 2010万画素 |
センサーサイズ | 1/2.3型CMOS | 1型MOS | 1型MOS |
光学ズーム | 40倍 | 15倍 | 15倍 |
撮影可能枚数 | 265枚 | 370枚 | 370枚 |
撮影感度ISO | ISO100~3200 | ISO125~12800 |
ISO125~12500 |
重さ | 299g | 340g | 340g |
発売日 | 2018/8/30 | 2018/3/15 | 2018/7/28 |
それぞれ甲乙つけがたい性能をしていますが、そもそものテーマに立ち返って考えてみましょう。
「1番おすすめの高画質な接写デジカメはどれか?」が本記事のテーマです。
高画質に関しては、画素数とセンサーサイズで考える必要があります。基本的には、画素数が多少低くても、センサーサイズが大きい方がキレイな写真が撮れます。
ということで、センサーサイズが他の2機種に劣るPowerShot SX740 HSは選択肢から外れます。
接写に関してはPowerShot SX740 HSが最も優れていますが、接写3cmで撮影できれば十分ですからね。
高画質&接写で考えると、PowerShot SX740 HSは選択肢から外して問題ありません。
残るLUMIX DC-TX2とLEICA C-LUXは、ほぼ同じスペックなので優劣つけ難いのですが、実は撮影感度に関してはLUMIX DC-TX2の方が優れています。
ですので、暗所で撮影することも考慮すると、LUMIX DC-TX2に軍配が上がります。
もちろん、暗所で撮影しないならLEICA C-LUXを選んでもらっても問題ないのですが…
LEICA C-LUXは10万円超えますからね…。LUMIX DC-TX2の倍の値段します。
それなら、今年LUMIX DC-TX2を買って、来年か再来年に発売されるであろうLUMIX DC-TX2の後継機を買ったほうが、金銭的に助かります。
また、常に最新モデルが使えるわけですからスペック的にも満足できるのではないかなと思います。
というわけで、総合的に考えると、1番おすすめの高画質で撮影できる接写デジカメはLUMIX DC-TX2ですね。
詳細:LUMIX DC-TX2