
Photo credit: ho_hokus via VisualHunt / CC BY-NC-ND
カメラはスマートフォンで十分なんだけど、スマフォの接写性能だけが物足りない。できれば、接写専用に接写に強いデジカメが欲しいという方もいるかもしれません。やはり、いくらスマートフォンの内蔵カメラが高性能になったといっても、「接写」に関してはデジカメの方がまだまだ上ですからね。
ちなみに、iPhone6の最短撮影距離は公式に発表されていませんが、5cm前後が限界です。ギリギリまで被写体によれたとしても5cm前後です。接写に強いデジカメであれば、1cmまで被写体に近づいて撮影できます。ですので、接写専用にデジカメを買うのは悪い選択肢ではありません。
でも、そもそもカメラはスマートフォン内臓のカメラで十分だと考えている人にとって、一番性能のいい接写に強いデジタルカメラは必要ないでしょう。価格重視で決めれば問題ないと思います。低価格でも、スマホより被写体に近距離で、しかも高画質で撮影できるカメラはあります。
今年(2016年)発売の接写に強いデジカメであっても、1万円を切るものもありますからね。そんなに写真を撮ならい人でも十分もとがとれるのではないでしょうか?頻繁に撮影する方であれば、なおさらコスパいいですね。
2016年発売で、しかも接写に強く、コスパの良い(はっきり言っちゃうと”安い”)デジカメはこの3つです。
2018年版のコスパの良い接写デジカメおすすめランキングはこちら
⇒安いけどコスパが良い!低価格な接写デジカメおすすめランキング 2018年版
おすすめNo.1「Canon IXY 180」
IXY 180は現在時点(2016/06/16)で1万円以下で買えます。かなり低価格にも関わらず、最短撮影距離1cmという接写に強いデジカメです。
安いからといって古いわけではなく、安いからといってデザインが悪いわけでもありません。Canonの人気シリーズIXYの最新機種が1万円を切っているんです。接写に強くて安いデジカメを求めているなら、これ以上コスパのいいものは無いでしょう。
商品名 | Canon IXY 180 |
最短撮影距離 | 1cm |
画素数 | 2000万画素 |
ズーム | 光学8倍/デジタル4倍 |
液晶モニタ | 2.7インチ/23万ドット |
WiFi | ✕ |
重さ | 126g |
発売日 | 2016/2/25 |
接写1cm可能で、画素数は2000万画素ですから、iPhoneで無理やり接写するよりも数段キレイなマクロ写真が撮影できます。
(※iPhone6、iPhone6 Plusの画素数は800万画素。iPhone6s、iPhone6s Plusの画素数は1200万画素。)
重さは126gとかなり軽量で、スマートフォンとIXY 180を両方持ち歩いても負担になりません。
横95.2x縦54.3x奥行き22.1mmのコンパクトサイズながら、2.7インチ(23万ドット)の液晶モニターを搭載しているので、画面を見ながらの接写も問題なさそうです。
WiFi対応していない部分が気になるところではありますが、価格重視で安くて接写に強いデジカメが欲しいなら、もっともオススメのデジカメと言えます。
>>Canon IXY 180
>>Canon IXY 180 対応ケース
おすすめNo.2「EXILIM EX-ZS210」
EXILIM EX-ZS210はIXY 180よりも、少しだけ価格が上がってしまうのですが、それでも1万1000円ちょっとです。十分、低価格で接写に強いデジカメだと思います。(※2016/06/21時点)
IXY 180に比べてホールドしやすい形状なので、手ブレせずに撮影したい人におすすめです。手ブレ補正機構(レンズシフト方式)が搭載されている点も、IXY 180との大きな違いですね。
商品名 | EXILIM EX-ZS210 |
最短撮影距離 | 3cm |
画素数 | 1610万画素 |
ズーム | 光学12倍/デジタル4倍 |
液晶モニタ | 3インチ/46.08万ドット |
WiFi | △ |
重さ | 179g |
発売日 | 2016/3/17 |
最短撮影距離は3cmで、スマートフォンと比べると十分近距離で撮影できます。また、3インチの大型液晶を搭載しているので、細かい部分を確認しながらの接写に向いています。
一応、WiFiに対応(Eye-FiなどのWifi機能付きのメモリーカード使用可)しているので、スマートフォンと併用にも便利です。ただ、本音としては本体にWiFi機能を搭載して欲しかったかな・・・。でも、そこは価格とのバランスですね。
3インチ大型液晶、光学12倍、手ブレ補正機能も搭載されていて、しかも1万円ちょっとで購入できるんですから、十分コスパが高くて接写に強いデジカメかと思います。
>>CASIO EXILIM EX-ZS210
>>CASIO EXILIM EX-ZS210 対応ケース
おすすめNo.3「Canon IXY 190」
前述のIXY 180の上位版、IXY 190も現在時点(2016/06/16)で1万5000円以下で買えるので、安くて接写に強いデジカメといえるかと思います。
これ以上高くなると、なかなか衝動買いできないレベルになってくると思いますが、1万5000円であればギリギリさくっと買える値段ではないでしょうか?
この価格に納得できるのであれば、接写1cmでWiFi対応、しかも光学式の手ブレ補正機能がついたデジカメを手に入れることができます。
商品名 | Canon IXY 190 |
最短撮影距離 | 1cm |
画素数 | 2000万画素 |
ズーム | 光学10倍/デジタル4倍 |
液晶モニタ | 2.7インチ/23万ドット |
WiFi | ◯ |
重さ | 138g |
発売日 | 2016/2/25 |
接写はもちろん1cmから可能。しかも手ぶれ補正機能搭載でWifiにも対応していますから、下位モデルのIXY 180で物足りなかった部分を全て搭載したモデルと言えます。
価格を重視して約5000円安いIXY 180を購入するのもいいですが、あとで「しまった・・。ケチりすぎた・・・。」と後悔するぐらいであれば、過不足なく必要な機能が搭載されたIXY 190を買っておくほうが無難かもしれません。
>>Canon IXY 190
>>Canon IXY 190 対応ケース
まとめ
商品名 | IXY 180 | EXILIM EX-ZS210 | IXY 190 |
最短撮影距離 | 1cm | 3cm | 1cm |
画素数 | 2000万画素 | 1610万画素 | 2000万画素 |
ズーム | 光学8倍/デジタル4倍 | 光学12倍/デジタル4倍 | 光学10倍/デジタル4倍 |
液晶モニタ | 2.7インチ/23万ドット | 3インチ/46.08万ドット | 2.7インチ/23万ドット |
WiFi | ✕ | △ | ◯ |
重さ | 126g | 179g | 138g |
発売日 | 2016/2/25 | 2016/3/17 | 2016/2/25 |
どこまでの金額を「安い」と感じるかは人それぞれだと思います。あくまで最安のデジカメが欲しいのであればIXY 180で十分だと思いますが、あとあと使っていくうちにコンデジにハマっていく可能性も考慮して上位版のIXY 190を買っておいてもいいんじゃないかなと思います。
IXY 190であれば、画質もズームも液晶もWiFiも手ブレ補正も、必要十分な機能が搭載されていますから、本当に欲しいと思うコンデジが発売されるまで使い続ける事ができるかと思います。
「価格重視で買ったものの、性能に不満があって買い直す」もしくは、「コンデジにハマってしまって、性能に物足りなくなる」という、両方のリスクをわずか5000円で回避できるのであれば、IXY 190を買っておいて損はないと思います。
>>Canon IXY 190
>>Canon IXY 190 対応ケース
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