
Photo credit: Karen Roe via VisualHunt / CC BY
2018年に発売された、接写1cmに対応しているマクロ撮影に強いデジカメを紹介します。
2018年に発売されたデジカメで、なおかつ接写1cm可能なものは少ないです…。不作の年です。
まぁ、あるにはあるんですけどね。はっきりいって…
クセの強い個性的なデジカメが多いです。
とはいえ、写真撮影をカジュアルに楽しむ私たち一般の人々におすすめ出来そうなものありますので、そちらを含め、2018年発売の接写1cm可能なデジカメTOP3を紹介します。
もくじ
おすすめNo.1「PowerShot SX70 HS」
PowerShot SX70 HSのスペック
商品名 | PowerShot SX70 HS |
最短撮影距離 | 0cm〜 |
有効画素数 | 2030万画素 |
ズーム | 光学65倍 |
液晶モニタ | 3インチ / 92万ドット |
WiFi | 対応 |
重さ | 610g |
発売日 | 2018/12/20 |
PowerShot SX70 HSのレビュー
CanonのPowerShot SX70 HSは、なんと接写1cm以下の撮影可能!
0cmから接写できてしまいます。
まぁ、いつか出るだろうなと思っていましたが、出ましたね。バケモノ級の接写デジカメw
個人的には、接写は1〜3cmで撮影できれば十分だとは感じていますが、1cm以下で撮影した写真は、頭一つ突き抜けて目立つこと間違いありません。
極端に言ってしまうと、接写1cm以下って、もう精密機械の組み立てとか、医療機器で必要になるレベルでしょ?
いくら接写好きでも、そんなレベルの写真撮られたらかなわない…。
接写を極めたいならPowerShot SX70 HSで決まりですね。
PowerShot SX70 HSのすごいところは、接写だけでなく、光学65倍ズーム撮影も可能なところ。
遠近両方に強いデジカメです。
ただ、高性能な分、本体サイズが大きめです。
重量、サイズ感に納得できるのであれば、PowerShot SX70 HSは2018年発売のデジカメの中で最も優れた接写デジカメです。
おすすめNo.2「PowerShot SX740 HS」
PowerShot SX740 HSのスペック
商品名 | PowerShot SX740 HS |
最短撮影距離 | 1cm |
有効画素数 | 2030万画素 |
ズーム | 光学40倍 |
液晶モニタ | 3インチ / 92.2万ドット |
WiFi | 対応 |
重さ | 299g |
発売日 | 2018/8/30 |
PowerShot SX740 HSのレビュー
上記のPowerShot SX70 HSを見てから、こちらのPowerShot SX740 HSをみるとホッとしませんか?w
やっぱり、いくら接写に強くても、コレくらいの手のひらに収まるサイズ*1のデジカメの方が実用的で使いやすいと思います。
PowerShot SX740 HSは、PowerShot SX70 HSの約半分の重さ(299g)で、接写1cmに対応しているコンパクトデジカメです。
有効画素数はPowerShot SX70 HSと同じく2030万画素。光学ズーム40倍で撮影することも可能なので、PowerShot SX740 HSもPowerShot SX70 HSと同様、遠近両方に強い接写デジカメです。
ISO3200で撮影可能なので、スマホが苦手な暗所での撮影にも適しています。
「スマホ+PowerShot SX740 HS」という組み合わせで旅行に出かければ、食事や夜景など、旅の大切な思い出をしっかりとキレイな写真で残すことが出来ます。
ここぞという場面はPowerShot SX740 HSで撮影。歩きながら手軽にスナップショット撮影するのはスマホで。といった感じ。
PowerShot SX740 HSは、スマホとは別に、マクロ撮影用にもう1台(大げさじゃない)デジカメがほしいという方におすすめですね。
1*:PowerShot SX740 HSのサイズは、幅110.1mm × 高さ63.8mm × 奥行き39.9mmです。
おすすめNo.3「COOLPIX P1000」
COOLPIX P1000のスペック
商品名 | COOLPIX P1000 |
最短撮影距離 | 1cm |
有効画素数 | 1605万画素 |
ズーム | 光学125倍 |
液晶モニタ | 3.2インチ / 92万ドット |
WiFi | 対応 |
重さ | 1415g |
発売日 | 2018/9/14 |
COOLPIX P1000のレビュー
COOLPIX P1000も接写1cm可能なデジカメなのですが、こちらは近くのものを接写したい方向けのデジカメではありません。
どちらかというと、遠くのものをできるだけ近づいて撮影したい方むけのデジカメです。
なんと、光学ズーム125倍撮影可能!
夜空の月を…、月のクレーターまで肉眼ではっきり分かるくらい撮影したい方には、COOLPIX P1000がベストチョイスになります。
光学ズームと電子ズームを併用すれば最大500倍まで近づいて撮影できますので、実際に月のクレーターが撮影できます。
撮影サンプル:COOLPIX P1000 - 製品特長 | コンパクトデジタルカメラ | ニコンイメージング
夜空の星を撮影する以外にも、バードウォッチングなどにも適していますね。
上記のPowerShot SX70 HSは、トンデモなく近くで撮影したい人向け(接写0cm〜可能)、COOLPIX P1000はトンデモなく遠くのものを撮影したい人向け(光学125倍、電子ズームと併用で最大500倍)の接写デジカメです。
COOLPIX P1000もPowerShot SX70 HSと同様、特殊なコンデジなのでサイズと重量に納得する必要がありますが、望遠撮影好きの方にとって最高の1台であることは間違いありませんね。
2018年に発売されたマクロ撮影に強いデジカメで、ズーム500倍可能なものなんてCOOLPIX P1000以外にありませんので。
まとめ:1番おすすめの接写1cmデジカメは?
商品名 | Canon PowerShot SX70 HS | Canon PowerShot SX740 HS | Nikon COOLPIX P1000 |
最短撮影距離 | 0cm〜 | 1cm | 1cm |
有効画素数 | 2030万画素 | 2030万画素 | 1605万画素 |
ズーム | 光学65倍 | 光学40倍 | 光学125倍 |
液晶モニタ | 3インチ / 92万ドット | 3インチ / 92.2万ドット | 3.2インチ / 92万ドット |
WiFi | 対応 | 対応 | 対応 |
バリアングル(自撮り) | 対応 | 対応 | 対応 |
重さ | 610g | 299g | 1415g |
発売日 | 2018/12/20 | 2018/8/30 | 2018/9/14 |
まず、本サイトにアクセスしてきている人は、接写に興味がある人だと思います。
とすると、望遠撮影に特化したCOOLPIX P1000は選択肢から除外していいでしょう。
残るは、PowerShot SX70 HSと、SX740 HSの2つです。
最短撮影距離を比較して分かる通り、接写を極めたいのであればSX70 HSで決まりです。なんせ0cmから接写できますので。
ただ、PowerShot SX70 HSは重量がペットボトル1本分を超えてしまいます。また、サイズもかなり大きめです。これで片手撮影は難しいです。
左手にサンドイッチ持って、右手にデジカメ持って、フォーカス合わせながら接写してるのを想像すると…、ピクピクと右手が震えてきそうです。
本格的な撮影をしたいのであれば、SX70HSの方がいいんでしょうけど、カジュアルに日常的に接写を楽しみたいのであれば、300gを切る軽量でコンパクトなSX740 HSの方がおすすめです。
結局、めんどくさくなって撮影しなくなると、デジカメのスペックの良さなんて意味をなしませんからね。
いつでも手軽に持ち運べて、パシャパシャとれるデジカメが一番良いと思います。
ということで、接写1cm可能な2018年発売のデジカメで最もおすすめの1台はCanon SX740 HSですね。
2018年 接写1cmデジカメNo.1:Canon PowerShot SX740 HS